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行政法 行政手続法 (H27-12)


次に掲げる行政手続法2条が定める定義の空欄[ア]~[オ]に当てはまる語句の組合せとして、正しいものはどれか。


申請 ― 法令に基づき、行政庁の許可、認可、免許その他の[ア]に対し何らかの利益を付与する処分(以下「許認可等」という。)を求める行為であって、当該行為に対して行政庁が[イ]をすべきこととされているものをいう。

不利益処分 ― 行政庁が、法令に基づき、[ウ]を名あて人として、直接に、これに義務を課し、又はその権利を制限する処分をいう。

行政指導 ― 行政機関がその任務又は[エ]の範囲内において一定の行政目的を実現するために[オ]に一定の作為又は不作為を求める指導、勧告、助言その他の行為であって処分に該当しないものをいう。


1 [ア]特定の者 [イ]一定の処分 [ウ]特定の者 [エ]法律に基づく命令 [オ]特定の者

2 [ア]自己 [イ]諾否の応答 [ウ]不特定の者 [エ]法令 [オ]不特定の者

3 [ア]利害関係を有する者 [イ]諾否の応答 [ウ]特定の者 [エ]管轄 [オ]特定の者

4 [ア]特定の者 [イ]一定の処分 [ウ]不特定の者 [エ]職務命令 [オ]不特定の者

5 [ア]自己 [イ]諾否の応答 [ウ]特定の者 [エ]所掌事務 [オ]特定の者


解答 5  


条文そのものの基本的な問題ですので、正解しなければならない問題です。


テキストP86~


 申請しているのは、申請者自身に対して許認可を求めるものなので、アに「自己」しか入らないのは明白でしょう。そして、不利益処分の名宛人となるのは、「特定の者」でなければ、できませんので、これも明白でしょう。よって、肢5が正解となります。






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