行政法 地方自治法 (H27-22)
特別区に関する次の文章の空欄[ア]~[オ]]に当てはまる語句の組合せとして、正しいものはどれか。
[ア]地方公共団体の一種である特別区は、地方自治法の規定では「都」に設置されるものとされている。指定都市に置かれる区が法人格を[イ]のに対して、特別区は法人格を[ウ]のが特徴であり、また、特別区は公選の議会と区長を有している。
近年では、大都市地域における二重行政を解消するための手段として、この特別区制度を活用することが提案され、「大都市地域における特別区の設置に関する法律」が地方自治法の特例法として定められるに至った。
この「大都市地域における特別区の設置に関する法律」は、市町村を廃止し、特別区を設けるための手続を定めたものであり、「[エ]の区域内において」も特別区の設置が認められるようになった。手続に際しては、廃止が予定される市町村で「特別区の設置について選挙人の投票」が実施されるが、この投票で「有効投票の総数の[オ]の賛成があったとき]でなければ、特別区を設置することはできないと定められている。
ア イ ウ エ オ
1 特別 有しない 有する 府 3分の2以上
2 特別 有しない 有する 道府県 過半数
3 特別 有する 有しない 府 過半数
4 普通 有する 有しない 府 過半数
5 普通 有しない 有する 道府県 3分の2以上