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憲法 人権 (H4‐22)


日本国憲法における教育に関する下記の記述のうち、妥当なものはどれか。


1  教育を受ける権利とは、国民が義務教育を受ける権利のことをいう。

2  教育を受ける権利は、教育を受ける機会の均等を内容とするので、能力によって差別することは許されない。

3  普通教育とは、専門教育及び職業教育を含む学校教育を指す。

4  国は、教育内容について決定する権能を有し、普通教育を受けさせる義務を負う。

5  義務教育は無償とするとの規定は、授業料その他教育に必要な一切の費用を無償としなければならないことまでを定めたものではない。



解答 5


1 誤

「すべて国民は」とあるので、義務教育に限られない。

2 誤

個人の能力に合わせて教育を受けるのが本来の姿であり、能力に応じて合理的な差があっても問題ない。条文にも「その能力に応じて」とある。

3 誤

普通教育=義務教育

4 誤

保護する子女に普通教育を受けさせる義務を負うのは、親である。

5 正

義務教育においては、授業料が無償とされる。




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