民法 債権(H3-31)
民法上の賃貸借に関する次の記述のうち、正しいものはどれか。
1 賃貸借の存続期間は、10年を超えることはできない。
2 不動産の賃貸借は、これを登記しても、その後その不動産について物権を取得した者 にはその効力を生じない。
3 当事者が賃貸借の期間を定めないときは、各当事者はいつでも解約の申入れができ、 申入れの意思表示が相手方に到達したときに賃貸借は終了する。
4 賃貸借を解除した場合は、将来に向かってのみその効力を生じるが、当事者の一方に 過失があるときは、これに対する損害賠償請求をすることができる。
5 賃貸人が賃貸物を保存するために必要な行為をしようとする場合、賃借人はこれを拒 むことができる。